ブリーダーという職業。犬が好きな人なら、一度は興味を持ったことがあるのではないだろうか。 しかし、一言にブリーダーと言っても、その定義は様々である。犬を育てて、繁殖させるというだけが「ブリーダー」なら、誰でもなれる。 だが、それだけでは生計が成りたない。求められる犬を育て、買ってもらって初めて利益を出すことが出来る「ブリーダー」で食べていくということは、 実はとてもハードルが高いのだ。 誰でも「ブリーダー」というワードを聞いたことがあるので、ついスタンダードな職業だと思いがちだが、かなり特殊でニッチな仕事なのだ。 軽く調べてみると、ブリーダーになるための講座などはいくつか存在するようだが、有名な学校があるわけでもなければ、 本屋でもブリーダーになりたい人のための親切な本は数少ない。 初期投資は莫大だし、ひどく手間がかかる。犬が好きで好きでしょうがない人でも、かなりキツイ仕事だ。 具体的に言うと、ブリーダーが利益を得るためにはたくさんの犬を育てなければならないが、 ただ育てれば良いというわけではない。ある品種をより良くする様、努力をしながら繁殖しなければならない。 世の中に求められる犬を育てるため、優れた血統の犬を購入し、細やかな手入れをする。 そして、その手をかけて育てた犬をドッグショーなどに連れて行かなければならない。 つまり、数多くの「優れた血統の犬」を購入する資金や、その犬たちを育てても問題ないくらいの広い土地が必要。 さらに設備投資にも資金が必要。ブリーダーになるためには、かなりの資金と、時間的余裕が必要ということになる。 人に求められる犬たちを育て、売る。独学では到底厳しいので、どうしてもブリーダーを目指したい方は、 すでに経験のあるブリーダーに師事し、技術やノウハウを学ぶことをおすすめする。